2021年4月25日 星期日

米、染,該,怂 (慫),「認慫」,峙,遄,闐,粻,殷贍,殷闐,殷軫,此風大扇


特斯拉「認慫」平息中國網絡輿情,但更長期挑戰擺在眼前

特斯拉(Tesla Inc., TSLA)在中國道歉了,但一個更長期的挑戰仍擺在眼前:本土競爭對手正日益崛起。

道祭
玄宗朝,海內殷贍,送葬者或當衢設祭,張施帷幙,有假花、假果、粉人、麪粻(一本作“獸”。)之屬;然大不過方丈,室高不踰數尺,議者猶或非之。喪亂以來,此風大扇,祭盤帳幙,高至八九十尺,用牀三四百張。雕鐫飾畫,窮極技巧。饌具牲牢,復居其外。


苹果怂了?App Store中国区下架禁书(音频)
继中国官媒多日炮轰苹果公司、苹果公司向中国消费者公开道歉后,日前,该公司以“内容非法”为由在中国区下架一款书店应用,其中包括作家王力雄关于西藏和新疆问题的三本书。

 張愛玲至遲在一九六一年三月收到我寄她的英文初版《中國現代小說史》後,即該同我通信了,某一天我查看原先專存先父、先兄家信的四隻長盒,無意中發現其中 一只早已改放了幾個文學界重要朋友的信件,張愛玲大部分六○年代的信件也在內,可惜沒有一九六三年以前的信,可能因搬家被我丟棄。 ---  夏志清

殷赡-拼音yīnshànㄧㄣㄕㄢˋ解释殷赡殷贍) 富足。唐封演《封氏闻见记·道祭》:“玄宗朝海内殷赡,送葬者或当衢设祭,张施帷幙,有假花、假果、粉人、麪粻之属。

怂 (慫)

漢語拼音:
sǒng
解釋:
  1. [動] 驚懼。《文選.張衡.西京賦》:「將乍往而未半,怵悼慄而慫兢。」
  2. [動] 參見「慫恿」條。


慫恿
【拼音】sǒng 【注音】ㄙㄨㄥˇ 【基本解释】 1. 〔~恿〕鼓动别人去做某事。 2. 惊,惊惧。 【

 39. 
 注音一式 |ㄣ ㄓㄣˇ
 漢語拼音 y n zh n 注音二式 y n j n
眾多的樣子。淮南子˙兵略:「甲堅兵利,車固馬良,畜積給足,士卒軫,此軍之大資也。」或作「賑」。

字號
A04397
正字
【闐】門-10-18
音讀
ㄊ|ㄢˊ
釋義
充塞、充滿。史記.卷一二○.鄭當時傳:「始翟公為廷
 尉,賓客闐門。」
見「闐闐」、「駢闐」、「闐」。
 ※闐闐:
  本形容車馬隊伍聲勢浩大。詩經.小雅.采芑:「伐鼓
  淵淵,振旅闐闐。」文選.左思.蜀都賦:「車馬雷駭
  ,轟轟闐闐。」亦可比喻為盛大的樣子。唐.薛逢.上
  白相公啟:「飛龍在天,雲雨闐闐。」
 ※駢闐:
  充塞貌。見唐.李白.明堂賦:「哤聒乎區寓,駢闐乎
  闕外。」亦作「闐」。
 ※
  充塞貌。見元.曾瑞.醉花陰.元宵憶舊套.掛金索:「
  :燈火闌珊,似萬朵金蓮謝;車馬闐,賽一火鴛鴦社
  。」亦作「駢闐」。




該錢

 59.   部首 戶 部首外筆畫 6 總筆畫 10
 注音一式  ㄕㄢ
 漢語拼音  sh n  注音二式  sh n

搖動子使空氣流通而生風。通「搧」。淮南子˙人間:「武王蔭暍人於樾下,左擁而右之,而天下懷其德。」

從旁鼓動,挑撥事端。通「煽」。如:「動」。後漢書˙卷七十四下˙劉表傳:「初,荊州人情好擾,加四方駭震,寇賊相,處處麋沸。」
ㄕㄢˋ shn(08940)

領頭字
解形
《說文》:“該,軍中約也。言,亥聲。讀若‘心中滿該’。”桂馥義證:“讀若‘心中滿該’者,疑作‘滿镇钫?亥’。”
注音
釋義
(一)gai1《廣韻》古哀切,平咍見。之部。 (1)軍中戒約。《說文‧言部》:“該,軍中約也。”錢玷斠詮:“言軍中戒約也。” (2)具備。《廣韻‧咍韻》:“該,備也。”《管子‧小問》:“昔者天子中立,地方千里,四言者該焉,何為其寡也﹖”尹知章注:“該,備也。謂四言足以備 千里之化,不為少。”漢枚乘《七發》:“滋味雜陳,肴楺錯該。”《南史‧梁元帝繹紀》:“帝於伎術無所不該。”明湯顯祖《牡丹亭‧冥判》:“他陽祿還長 在,陰司數未該。”
(3)包容;包括。卷子本《玉篇‧言部》:“該,《廣雅》:包也。”《漢書‧律曆志上》:“該臧萬物。”三國魏曹植《與楊德祖書》:“吾王於是設天網以該 之,頓八紘以掩之。”唐魏徵《隋書文學傳序》:“江、漢英靈,燕、趙奇俊,並該天網之中,俱為大國之
。”唐陸贄《奉天薦袁高等狀》:“此狀 之內,僅得十人,狀所不該,又有三四。”
(4)充足;富有。《玉篇‧言部》:“該,盛也。”《文心雕龍‧史傳》:“及班固述漢,因循前業;觀司馬遷之辭,思實過半。其十志該富,讚序弘麗,儒雅彬彬,信有遺味。”《官場現形記》第一回:“姓方的瞧
眼熱,有幾家該錢的,也就不惜工本,公開一個學堂。”
(5)廣博。《晉書‧祖狄傳》:“後乃博覽書記,該涉古今。”《新唐書‧蔣父傳》:“逮冠,該綜
籍,有史才,司徒楊綰尤稱之。”
(6)譖。卷子本《玉篇‧言部》:“該,《廣雅》:譖也。”
(7)載。《增韻‧咍韻》:“該,載也。”
(8)注定。元白樸《牆頭馬上》第二折:“合是姻緣簿上該。”元馬致遠《漢宮秋》第二折:“體態是二十年挑剔就的溫柔,姻緣是五百載該撥下的配偶。”《西遊記》第三十一回:“令愛乃侍香的玉女,因思凡降落人間,不非小可,都因前世前緣,該有這些姻眷。”
(9)欠。如:該帳。元關漢卿《竇娥冤》第一折:“他少俺銀子,本利兌該二十兩,數次索取不還。”《紅樓夢》第一百回:“人家該偺們的,偺們該人家的……算一算,看看還有幾個錢沒有﹖”《儒林外史》第五十二回:“他該我幾兩銀子,我要向他取討。”
(10)折合。明馬歡《瀛涯勝覽‧爪哇國》:“斤秤之法,每升二十兩,每兩十六錢,每錢四姑邦,該官秤二分一厘八毫七絲五忽。”清洪仁玕《資政新篇》:“信資計文書輕重,每二十里該錢若干而收。”
(11)管理。明余繼登《典故紀聞》卷十六:“今歷年既久,不無鼠蠹,經該人
,不無散失。”《官場現形記》第四十三回:“輪船自有洋人該管,卑職并無治外法權。”
(12)應該。《正字通‧言部》:“該,俗借為該當之稱,猶言宜也。凡事應如此曰該。”1.表示理應如此。《老殘遊記》第十六回:“我們這時該睡了。”魯 迅《墳‧論“費厄潑賴”應該緩行》:“總之,落水狗的是否該打,第一是在看它爬上岸了之後的態度。”李劼人《大波》第二部第一章:“看來,還是該選那些有 人無兵的街道纔是辦法。”2.估計情
應該如此。唐白居易《洛下卜居》:“該知是勞費,其奈心愛惜。”魯迅《彷徨‧肥皂》:“一個是姑娘,看去該有十 八九歲了。”毛澤東《組織起來》:“這一個創造,對於我們的民族解放事業,該有多麼重大的意義啊!”
(13)方言。給。《苦社會‧楔子》:“等他父親一回頭,便把田地的契券,盡數點該古叔,叫他收管。”又“我這幾畝田,衹好交該老三,等他長大時,你們哥兩個再算。”
(14)代詞。指代上文說過的人或事。如:該校;該學生;該書。明張居正《議外戚子弟恩廕疏》:“頃又該邱得用傳示聖意。”《紅樓夢》第九十九回:“應令 該節度審明實情,妥擬具題。”魯迅《華蓋集續編‧無花的薔薇》之二:“該教授去年是衹聽到關於別人的流言的,
由他在紙上發表。”
(15)副詞。表示範圍,相當於“全”、“都”。《方言》卷十二:“該,咸也。”《玉篇‧言部》:“該,皆也。”《楚辭‧招魂》:“招具該備,永嘯呼 些。”王逸注:“招魂之具,靡不畢備。”《北史‧袁翻傳》:“謹按明堂之義,今古諸儒論之備矣。蓋唐、虞以上,事難該悉,夏、殷以降,校可知之。”
(16)同“陔”。數詞。十京(即一萬萬)為陔。李儼《中國算學史》引敦煌石室《算經一卷並序》:“萬萬億曰兆,萬萬兆曰京,等而上之,曰該,曰梓,曰讓。”按:《孫子算經》卷上作“萬萬京曰陔”。
(17)姓。《萬姓統譜‧灰韻》:“該,見《姓苑》。”

米  

ベイ マイ [薺]
○こめ、よね、稻の實「玄─」「白─」「新─」○物の實多く─と稱す、古代は黍·稷·稻·粱·苽·大豆の實を六─といふ「菰─」「菱─」「竹─」 國   ○ メートル 佛國の尺度、米突の略、我が三尺三寸に當る。○亞米利加州の略「歐─」「─國」(支那にては美の字をあて用ふ)

【米友仁】 ベイイウジン 

宋の米芾の子、字は元暉、力學古を嗜む、亦書畫を善くす、世に小米と號す。米芾參看。

【米運】 ベイウン 

米の運漕〔元史、世祖紀〕

【米鹽】 ベイエン 

米と、しほと。轉じて煩碎の義とす。墨子、非命「吾嘗──數天下書」

【米蝦】 ベイカ 

えびの細小なるもの、あみ。本草「──糠蝦、以精粗名」

【米價】 ベイカ 

米のねだん。劉子翬詩「巿頭──新來減、一醉甆甌五六錢」

【米價調節】 ベイカテウセツ 

こめねだんの高下を程よくととのへて暴騰暴落のなきやうにする。

【米家山】 ベイカノヤマ 

宋の米芾、山水を善くし、自ら一家を成す、子の友仁能く家學を傳ふ、俗に父子畫く所の山を稱して───といふ。

【米泔】 ベイカン 

しろみづ、米のとぎしる。急就篇、注「以洮──、和小豆而煮之也」=米潘·米瀾。

【米櫃】 ベイキ 

こめびつ。

【米課】 ベイクワ 

こめのみつぎもの。宋書、良吏傳「今若減其──、將來理有深益」=米納。

【米元暉】 ベイゲンキ 

米友仁を見よ。

【米元章】 ベイゲンシヤウ 

米芾を見よ。

【米穀】 ベイコク 

こくるゐ、白米と雜穀と。列仙傳「以──食之」

【米汁】 ベイジフ 

こめのしる。左傳、注「潘、──可以浴頭」=米泔。

【米商】 ベイシヤウ 

米を賣買するあきうど、米屋。

【米食】 ベイシヨク 

米の飯を常食とする。

【米壽】 ベイジユ 

 國  八十八歲の賀のいはひ、米字を析 ワカ てば八十八となる故〔夜航詩話〕=米年。

【米船】 ベイセン 

○米を積みしふね。陳造詩「已有──銜尾來」○ 國  アメりカの船。

【米粟】 ベイゾク 

こめと、もみと。又、もみ。周禮、舍人「掌──之出入」

【米田】 ベイデン 

米を作る田。=稻田。

【米點】 ベイテン 

畫法の語。岩石峰巒などを描くに用ふる細き點、米元暉父子より始まる。

【米顚】 ベイテン 

宋の米芾の異稱、其の不羈なるによりていふ。

【米囊花】 ベイナウクワ 

罌粟 ケシ のはなの異名〔花小名〕雍陶詩「無限客愁今日散、馬頭初見───」

【米納】 ベイナフ 

米を租稅に納める。

【米年】 ベイネン 

 國  米壽に同じ。夜航詩話「邦俗稱八十八爲──、亦未爲不典也」

【米包】 ベイハウ 

こめだはら。宋史、食貨志「──瓦器牛畜之類」

【米苞】 ベイハウ 

前條に同じ。

【米麥】 ベイバク 

こめと、むぎと。書、費誓、疏「糗、熬──也」

【米飯】 ベイハン 

こめのめし。海槎餘錄「舟人以──、頻頻投之」

【米潘】 ベイハン 

しろみづ。唐書、南紹傳「產善馬(中略)飮以──、七年可御、日馳數百里」=米泔·淅米汁。

【米糒】 ベイヒ 

ほしいひ。後漢書、和熹鄧皇后紀「儲峙──薪炭」

【米芾】 ベイフツ 

字は元章、宋の襄陽の人、南宮、又、海嶽外史と號す、文章を善くし、特に書に長ず、畫は所謂南畫にして、最も山水人物に妙なり。=米南宮。

【米瀾】 ベイラン 

しろみづ。禮記、注「潘、──也」=淅米汁。

【米粒】 ベイリフ 

こめつぶ。易林「堅冰黃鳥常哀、悲愁不見──、但觀蓬蒿」

【米廩】 ベイリン 

○こめぐら。○古の學校。禮、明堂位「──、有虞氏之庠也」

【米糧】 ベイリヤウ 

米のかて。急就篇「園菜果蔬助──」

【米利堅粉】 メリケンコ 

小麥粉、舶來の饂飩粉 ウドンコ 

【數米而炊】 コメヲカゾヘテカシグ 

瑣末の事にこせこせするにいふ。莊、庚桑楚「簡髮而櫛、────」
3畫

籹  

ジョ ヂョ [語]
粔─ キヨヂヨ はおこしごめ、おこし。

粁  

 〔國字〕  
佛國の尺度キロメートルのあて字、一米突 メートル の千倍。=幾米·基米。

粂  

 〔國字〕  
くめ、久米の合字。

籾  

 〔國字〕  
○もみ、もみがら、すくも。○もみ殻 カラ をかぶれる米(粟)
4畫

粇  

糠(米部十一畫)に同じ。

粋  

サイ [隊]
○もっぱら(純)○くはし(精微)

粃  

ヒ [紙]
○しひな、皮のみにて實のなきもの。書、仲虺之誥「若粟之有─」○轉じて成績の惡しき喩「─政」○知らざること。=秕。

【粃穅】 ヒカウ 

しひなと、ぬかと。穅は糠。莊、逍遙遊「是其塵垢──、猶將陶鑄堯舜者也」

【粃滓】 ヒシ 

しひなと、かすと。庸愚の者に喩ふ。唐書、楊嗣復傳「汰去──者、菁華乃出」=糟粕。

【粃政】 ヒセイ 

惡しきまつりごと。晉書、文帝紀「朝無──、人無謗言」=秕政·惡政。

粉  

㊀フン [吻]
㊁フン [問]
㊀こ、こな、穀物又は其の他の物を微細 コマカ に碎きしもの「─末」「蛤─」「朱─」○こなとなる、擣 ツ き碎きてこなとなす「─碎」○こごめ。○白し「─米」「竹─乙「花─」○おしろい(古、米のこなを用ふ)「白─」「脂─」「施─」「鉛─」「紅─」○いしばい。○いろどり、かざり(采色·潤色)
㊁けしゃうする、ぬる、かざる(飾)

【傅粉】 フンヲツクフフン 

おしろいを附ける、化粧する。語林「魏文帝疑其──」=施粉·加粉。

【粉毫】 フンガウ 

ゑふで。杜牧詩「──惟畫月」

【粉筐】 フンキヤウ 

おしろいばこ。鮑照詩「徒飛輕埃舞空帷、──黛器靡復遺」

【粉華】 フンクワ 

けしゃうかざり。

【粉潰】 フンクワイ 

こなごなに散り敗れる。南史、陳武帝紀「白羽纔撝、凶徒──」

【粉繢】 フンクワイ 

ゑがきいろどる。劉允濟詩「神功多──」

【粉繪】 フンクワイ 

前條に同じ。杜甫詩「鄒公──隨長夜」

【粉骨碎身】 フンコツサイシン 

ほねをこにし、みをくだく。甚だしく辛苦艱難するにいふ。禪林類纂「────、難報此德」=碎骨粉身。

【粉指】 フンシ 

おしろいのつきたるゆび。粧樓記「張尙書、妓女多涉獵、人有借其書者、往往──痕印于靑編」

【粉碎】 フンサイ 

こなごなにくだく。楊萬里詩「──銀山成雪片」

【粉齏】 フンサイ 

前條に同じ、齏は碎。=齎粉。

【粉愁香怨】 フンシウカウヱン 

美人のうらみかなしむにいふ。丁鶴年詩「────不勝情」

【粉牆】 フンシヤウ 

白くぬりたるへい。白居易詩「玲瓏映──」

【粉署】 フンシヨ 

白色にぬりたる官衙。漢官儀「省中皆胡粉塗壁、故曰──」

【粉飾】 フンシヨク 

○かざり、おしろいをぬりてけしゃうする。史、滑稽傳「共──之」○けしゃうする如く、人をほめて善きものにする。韓詩外傳「善──人者、故人樂之」○實際を求めずして徒らに外觀を飾る。蘇軾詩「妄自──欺盲聾」

【粉黛】 フンタイ 

○おしろいと、まゆずみと、けしゃうする。隋書、高祖紀「盛──而執干戈、曳羅綺而呼警蹕」○美人の義とす。白居易、長恨歌「六宮──無顏色」

【紛團】 フンダン 

だんご。開元天寶遺事「宮中每到端陽節、造──角黍」

【粉團花】 フンダンクワ 

てまりばな。紫陽花 アヂサヰ に似たる花を著く。=綉毬。

【粉塵】 フンヂン 

こなちり。溫庭筠詩「蛺蜨雙雙護──」

【粉蝶】 フンテフ 

白き羽のてふ。溫庭筠詩「──團飛花影轉、采鴛雙泳水紋生」杜甫詩「風輕──喜」

【粉白】 フンパク 

おしろい。戰國策「鄭之美者、──黛黑、立於衢閒」=鉛白。

【粉白黛綠】 フンパクタイリヨク 

おしろいを以て白くし、眉ずみを以て靑くする。轉じて美人の義とす。韓愈、送李愿歸盤谷序「────、列屋而閑居」列子には綠を黑に作る。

【粉白不去手】 フンパクテヲサラス 

おしろいを手より離さず、男子の化粧に意を用ふることの甚だしきをいふ。魏志、何晏傳、註「─────、行步顧影」

【粉筆】 フンピツ 

ゑふで。顧瑛詩「朱衣小隊高呵道、──新圖徧寫眞」

【粉米】 フンベイ 

白米、袞衣十二章の一。書、益稷「藻火──」舊唐書「社稷土穀之神也、──由之成也」

【粉壁】 ランペキ 

しらかべ。顧野王賦「圖長袖于──、寫纖腰于華堂」

【粉墨】 フンボク 

○おしろいと、すみと。物の相異の甚だしきにいふ。後漢書、黃瓊傳「朱紫共色、──雜糅、所謂抵金玉于沙礫、碎珪璧于泥塗、四方聞之、莫不憤歎」○おしろいと、眉ずみと。後漢書、梁鴻傳「今乃衣綺縞、傅──、豈鴻所願哉」=粉黛。

【粉本】 フンボン 

○畫のしたがき、先づ胡粉 ゴフン にてしたゑを書く、故にいふ。圖繪寶鑑「古人畫稿謂之──、前輩多寶蓄之、宣和紹興所藏──、多有神妙者」○轉じて、てほんとなる詩文をもいふ。

【粉末】 フンマツ 

こな、こ。

【粉面】 フンメン 

おしろいにてしろくぬりたるかほ。陸暢詩「──仙郞選聖朝、偶逢秦女學吹簫」

粏  

 〔國字〕  
糂─ ジンタ はぬかみそ、五斗味噌、糠と麴と鹽とを加へて釀せるもの。

粍  

 〔國字〕  
佛國の尺度ミりメートルのあて字。一米突 メートル の千分の一、我が三厘三毛許。
5畫

粓  

カン [覃]
しろみづ。=泔·米汁。

粔  

キョ [語]
─籹 キヨヂヨ はおこしごめ、おこし。米を熬 ィ りて蜜(今は砂糖又は飴を用ふ)を混ぜてまろめたる菓子。

粗  

ソ [虞]
○あらし。精の反對。○ほぼ(略)あらまし。史、司馬相如傳「─陳其略」○ 國  人に贈る物品に冠する謙辭「─末なる品」「─酒」「─飯」=麤。

【粗惡】 ソアク 

そまつにしてわるし。精好の對。

【粗衣粗食】 ソイソシヨク 

そまつなる衣服とそまっなる食物と。=惡衣惡食。

【粗豪】 ソガウ 

あらっぽく氣强くして細事に拘はらず。=疏豪。

【粗悍】 ソカン 

あらあらし。癸辛雜識「猶──不細者氣也」

【粗景】 ソケイ 

 國  粗末なるそへ物、つまらぬ景品。

【粗言】 ソゲン 

あらきことば。參同契「至誠安徐、口無──」

【粗忽】 ソコツ 

そそっかしい。=輕忽·輕率。

【粗造】 ソザウ 

そまつなる作りかた。=粗製。

【粗糙】 ソザウ 

きめあらし。

【粗率】 ソソツ 

あらくしててがるなり。南史、孔顗傳「衣冠器用、莫不──」一本に麤率に作る。

【粗茶淡飯】 ソサタンパン 

貧しき生計。楊萬里詩「────終殘年」

【粗雜】 ソザツ 

そまつにしてつまらぬ。唐書、李錡傳贊「惟──苦窳而已」

【粗製】 ソセイ 

粗造に同じ。

【粗淡】 ソタン 

そまつにして味あはし。唐書、張孝宗傳「孝宗與其下同──、日善裁豆?而已、人服其儉」=粗澹。

【粗暴】 ソバウ 

あらあらし。

【粗服】 ソフク 

そまつなる衣服。

【粗米】 ソベイ 

あらきこめ。精米の對。漢書「一釀用──二斛、麴一斛」

【粗樸】 ソボク 

いやしくしてかざりけなし。唐書、劉晏傳「──庳陋、飮食儉狹、室無媵婢」=粗朴。

【粗笨】 ソホン 

あらまかにしてつたなし。

【粗莽】 ソマウ 

そまつ。=鹵莽。

【粗猛】 ソマウ 

周密ならすしてたけきこと。魏志、母丘儉傳「驍果──、數有戰功」

【粗末】 ソマツ 

 國  ぞんざい、つまらぬ。

【粗密】 ソミツ 

あらきと、こまかきと。=疏密·精粗。

【粗野】 ソヤ 

あらくしていやし。=疎野·樸野·鄙野。

【粗略】 ソリヤク 

そそっかしい、おろそか。

【粗糲】 ソレイソラツ 

あらきくろごめ、惡米。

【粗鹵】 ソロ 

粗末にしてあらし。

【粗漏】 ソロウ 

てぬかり、そそっかしくしておちがある。

粘  

デン ネン [鹽]
黏(黍部五畫)に同じ

【粘液】 ネンエキ 

ねばるしる。楊萬里詩「絳羅蹙寶髻、冰彈濺──」

【粗著】 ネンチヤク 

ねばりつく「──力」

【粘綴】 ネンテイ 

糊づけにしてつづる。晦庵題跋「用天台印本、剪裂──」

【粘土】 ネンド 

ねばつち。

【粘膜】 ネンマク 

皮膚に連接して內腔の表面を蔽ふ薄き皮。

粕  

ハク [藥]
かす(滓)さけのをり、さけのしぼりかす「糟─」魄に通ず。

?  

ハン [旱]
こごめもち、だんご(屑米餠)

粒  

リフ [緝]
○つぶ、こめつぶ「米─」「飯─」「粟─」○すべて物の米つぶの如き狀をなすもの「砂─」○米食する。書、益稷「烝民乃─、萬邦作乂」

【卻粒飡霞】 リフヲシリゾケカヲクラフ 

穀食を避け、霞を飡ふ、仙人をいふ。齊書、褚伯玉傳「卻粒之人、飡霞之人、乃可蹔致、不宜久覊」飡は飧。

【絕粒】 リフヲタツ 

穀物を食はざる義。孫綽、遊天台山賦「──茹芝」=辟穀·卻粒。

【粒子】 リフシ 

つぶ。

【粒食】 リフシヨク 

こくものを食ふ。禮、王制「羽毛穴居、有不──者矣」

【粒雪】 リフセツ 

あられ。=霰。

【粒米】 リフベイリフマイ 

こめつぶ。孟、滕文公「樂歲──狼戾、多取之而不爲虐」

【粒粒皆辛苦】 リフリフミナシンク 

一つぶ一つぶ皆農夫のほねをりより成る。李紳、憫農詩「鋤禾日當午、汗滴禾下土、誰知盤中飧、─────」
6畫

粤  

ヱツ ヲチ [月]
○ここに、發語の辭。=曰·越。○ああ、歎息の聲。○あつし(厚)○國の名。今の廣東·廣西は古の百─の地、故に此の二省を兩─といひ。又、廣東省の異稱を─省といふ。魏徵詩「請纓繫南─」=越。

【粤漢鐵路】 ヱツカンテツロ 

廣東省城より湖南を通過し、湖北の漢口に至る鐵道。

【粵東】 ヱツトウ 

廣東省の異稱。字解を見よ。

粢  

㊀シ [支]
㊁セイ [霽]
㊀きび(稷)曲禮「稷曰明─」○六─は黍·稷·稻·粱·麥·苽。=六穀。○神に供へる黍稷。○こめのもち。=餈。
㊁さけ(酒)「─醍」

【粢盛】 シセイ 

きびを器に盛りて神に供へるもの。左、莊十一「天作淫雨、害於──、若之何不弔」漢書、文帝紀「給宗廟──」

粧  

シャウ サゥ [陽]
亦、糚·妝に作る
○よそほひ(粉飾)けしゃう(化粧)「紅─」「淡─」「濃─」「新─」○よそほふ。けしゃうする。

【粧鉛】 シヤウエン 

おしろいをぬりてよそほふ。林下詩談「──點黛拂輕紅」

【粧鏡】 シヤウキヤウ 

けしゃう用のかがみ。杜牧、阿房宮賦「明星熒熒、開──也」

【粧痕】 シヤウコン 

けしゃうしたるあと。蘇軾詩「娟娟侵鬂──淺」

【粧點】 シヤウテン 

○よそほひかざる。南史、馮淑妃傳「淑妃──不獲時至」○あひしらひてかざる。

【粧面】 シヤウメン 

よそほひたる顏。李嶠詩「──迥靑鏡、歌塵起畫梁」

粥  

㊀シュク [屋]
㊁イク [屋]
㊀かゆ(糜)米を煮てゆるくしたる者「饘─」
㊁ひさぐ、賣る。=鬻。○── イクイク は柔弱なる貌。禮、儒行「──若無能也」又、卑しく謙する貌。又、敬ひ懼れる貌。漢書、禮樂志「──音送」○薰─ クンイク は匈奴の古名。=獯鬻。

【粥飯僧】 シユクハンソウ 

人の無能なるを罵りていふ語。五代史、李愚傳「此───耳、以謂飽食終日而無所用心也」

【粥藥】 シユクヤク 

かゆと、くすりと。陳造詩「平日扶衰惟──」

粟  

ショク ソク [沃]
通音ゾク
○もみ、もみごめ、米の未だ皮を去らざるもの。○あは、玉蜀黍 タウモロコシ に似たる禾本植物、支那北方地方の常食料。=粱·小米。○あは粒に似たる小さきものの稱。○俸祿の義。史、伯夷傳「義不食周─」韓愈、進學解「歲費廩─」

【量粟而舂】 ゾクヲハカリテウスツク 

つまらぬ些細なる事に心を用ふる喩。淮南、詮言「────、數米而炊、可以治家、而不可以治國」

【粟散國】 ゾクサンコク 

 佛  あはつぶを散らしたる如き多くの小さき國。楞嚴經會解「粟散卽小國小主散天下、如粟多也」

【粟豆】 ゾクトウ 

あはと、まめと。杜甫詩「國馬竭──、官雞輸稻粱」

【若粟之有粃】 ゾクノヒアルゴトシ 

小人の君子の中に雜はれるに喩ふ。書、仲虺之誥「若苗之有莠、─────、小大戰戰、罔不懼于非辜」

【粟膚】 ゾクフ 

寒さの爲めに、肌に粟粒の如きものを生ずる。楊萬里詩「漠漠輕寒粟脫膚」

【粟米】 ゾクベイ 

こめ、もみ。孟、盡心「布縷之征、──之征、力役之征」

【粟粒】 ゾクリフ 

もみつぶ。杜牧、阿房宮賦「釘頭磷磷、多於在庾之──」

粦  

リン [震]
○おにび。說文「鬼火也、兵死及馬牛之血、爲─」=燐。○ほたるび(螢火)
7畫

粳  

カゥ []
秔(禾部四畫)の俗字
うるち、うるしね。米の黏 ネマ らざるもの、早熟を秈といひ、晚熟を─といふ。

【粳稻】 カウタウ 

うるちのいね。史、滑稽傳「祭以──」

【粳米】 カウベイ 

うるち、稻の粘らざるもの。本草集解「──卽今人常食之米」南史、徐孝克傳「欲──爲粥、不能常辦」

【粳粱】 カウリヤウ 

うるちごめ。梁書、沈約傳「約子旋以母憂去官、蔬食辟穀、服除猶絕──」

【粳糧】 カウリヤウ 

うるちのかて。陶潛詩「豈期過滿腹、但願飽──」

粲  

サン [翰]
○ しらげたるこめ(白米)○めし、いひ(餐)○あきらか、あざやか(鮮明)「─然」燦に通ず。○いさぎよし(精潔)○しとやか(優)○うつくし(好)○三人 の女の稱。○おほし(衆)○文采多き貌。○─然は白齒を出して盛んに笑ふ貌。轉じて自作の詩文などを人に示すことを謙して「─を博す」といふはおわらひぐ さに示すといふ義。○白─ ハクサン は漢代の刑の名、米を舂きて正白ならしむる罰。

【粲粲】 サンサン 

○文采多く鮮かなる貌。詩、小雅「西人之子、──衣服」○みめよき貌。陸雲詩「京室多妖冶、──都人子」

【粲然】 サンゼン 

○笑ふ貌。穀梁、昭四「軍人──皆笑」○潔き貌。荀、榮辱「──有秉芻豢稻粱而至者」

【粲爛】 サンラン 

○うつくしく鮮かなる貌、粲は又、燦に作る。詩、唐風「角枕粲兮、錦衾爛兮」○星などの光る貌。晉書、樂志「星漢──」○文辭の華麗なる義。蜀志、杜周傳「文辭──」

【粲麗】 サンレイ 

あざやかにうるはし。潘岳、哀詞「盻倩──、窈窕淑良」=華粲。

粰  

フ [虞]
もみ、もみがら(穀皮)

粱  

リャウ [陽]
おほあは、粒の大いなるあは、穀の最も良きもの「稻─」「膏─」

【梁饘】 リヤウセン 

米のかゆ、饘は米の多きかゆ、あつがゆ。王安石詩「巾韝稻飯隨──」

【粱肉】 リヤウニク 

よき米と、にくと。美食をいふ。列、力命「衣則衣錦、食則──、居則連欐、出則結駟」史、孟嘗君傳「僕妾餘──」

【粱飯】 リヤウハン 

うまきこめのめし。潛夫論「夫──食肉、有好于面目、不若糲粱藜蒸之可食于口也」

【粱米】 リヤウベイ 

よきこめ。唐書、許欽寂傳「我乏食、有美醬乎、有──乎」

粮  

リャウ ラゥ [陽]
かて。=糧。
8畫

粹  

スヰ [寘]
○まじりけなし(純)「純─」「眞─」「醇─」○きよし。○もっぱら(專一)「貞─」○くほし(精)○まったし(全)○ 國  すゐ、いきな人。世態人情に通ずる人「─人」

【粹學】 スキガク 

純粹なる學問。劉宰、寄游默齋詩「四海游夫子、──洞古今」

【粹器】 スヰキ 

純粹の材。沈珣文「紳冕令才、人倫──」

【粹然】 スヰゼン 

まじりけなくきよし。

【粹白】 スヰハク 

まっしろ。=純白。次條參看。

【粹白之裘】 スヰハクノキウ 

まっしろのかはごろも。呂覽「天下無粹白之狐、而有────、取之衆白也」

【粹美】 スヰビ 

まじりけなくうるはし。老學庵筆記「陳福公長卿、重厚──、有天人之相」=醇美。

【粹穆】 スヰボク 

まじりけなくやはらぐ。宋史、樂志「德厚重闈、沖澹──、何以名之、惟慈惟福」

【粹靈】 スヰレイ 

まじりけなく、すぐれてくしび。白居易文「天地閒有──之氣焉、萬類皆得之」

精  

セイ シャウ [庚]
○ くはし。粗の反對。くはしくこまか(細·密)書、大禹謨「惟─惟一」つまびらか(審)○まじりけなし。○なれる(熟)○くはしくたくみ「─巧」劉克莊詩 「銀鉤楷法─」○いさぎよし(潔)○まじりけなくうつくし(粹美)○たへなり(妙)○するどし(銳)○もっぱら(專)○あきらか(明)○しらぐ(鑿)しら げたるこめ。○こころ(心)「─神」莊、德充符「勞乎子之─」○ただし(正)よし(善)○たましひ(靈)○すぐれたるまことの氣(眞氣)○まこと、まごこ ろ(誠心)管、心術「中不─者、心不平」○もと、もとのちから。○えらぶ(擇)○ひかる(光)○ひかり、三─は日·月·星。○かみ(神靈)杜甫詩「雲霧晦 冥方降─」○あやしく不思議 フシギ なるもの。もののけ(物怪)「山─」「木─」○ひとみ。=睛。○生殖の原質「─液」「─蟲」○水─ スヰシヤウ は水晶。

【精一】 セイイツ 

くはしく專ら。書、大禹謨「惟精惟一、允執厥中」

【精銳】 セイエイ 

すぐれてするどし。後漢書、銚期傳「據山河之固、擁──之衆」

【精衞塡海】 セイヱイウミヲウツム 

望むまじき事を企てて、徒勞するに喩ふ。山海經「發鳩之山有鳥、名曰精衞(中略)往遊于東海、溺而不反、是故精衞常取西山之木石、以塡東海」

【精耀】 セイエウ 

あざやかにかがやく。論衡「以藥作珠、──如眞」

【全精】 セイヲマツタウスゼンセイ 

精神を完全にたもつ。關尹子「──者、忘是非、忘得失」

【精解】 セイカイ 

○くはしくさとる。南史、王懿傳「學通陰陽、──聲律」○くはしくときあかす。

【精巧】 セイカウ 

くはしくすぐれてたくみ。梁元帝文「雕鐫──、似遼陽之仙物」

【精好】 セイカウ 

くはしくしてよし。宋史、趙安易傳「極其──」

【精核】 セイカク 

くはしくしらべる、核は覈。漢書、馬融傳「──數術」=精覈。

【精確】 セイカク 

くはしくたしか。江總文「志業該練、心力──」

【精學】 セイガク 

くはしく學ぶ。又、學にくはし。後漢書、申屠蟠傳「隱居──、博貫五經、兼明圖緯」

【精覈】 セイカク 

たしかにしらべる。後漢書、順帝紀「簡序先後、──高下」

【精甲】 セイカフ 

すぐれてよきよろひ。晉書、成都王穎傳「──耀日、鐵騎前驅」=堅甲。

【精洽】 セイカフ 

くはしくゆきわたる。北史、劉芳傳「詔以芳經學──、超遷國子祭酒」

【精悍】 セイカン 

すぐれて氣づよし、悍は勁。史、游俠傳「爲人短小──」

【精簡】 セイカン 

くはしく選び拔く。南史、陳暄傳「徐陵爲吏部尙書、──人物、搢紳之士、皆向慕焉」=精選·精擇。

【精鑑】 セイカン 

くはしくめききする。韓愈文「欲求士之賢愚、在于──博采之而已」

【精氣】 セイキ 

○たましひ。易、繫辭「──爲物」○天地萬物の根本、元氣。

【精義】 セイギ 

くはしく細かなる義理。易、繫辭「──入神、以致用也」

【精騎】 セイキ 

えりぬきの騎兵。唐書、高祖紀「選──二千、爲遊軍」

【精勤】 セイキン 

つとめはげむ。束晳詩「顏囘──以輕貧」

【精金良玉】 セイキンリヤウギヨク 

人品の純粹溫良なるに喩ふ。名臣言行錄、外集「純粹如精金、溫潤如良玉」

【精强】 セイキヤウ 

くはしくしてつよし。後漢書、竇融傳「兵馬──」

【精華】 セイクワ 

すぐれてうるはしくひかりあり、華は花の如く美くしく光ある義。又、其の物。孔穎達、尙書序「緝其──」楚辭「揚──以炫耀兮」

【精光】 セイクワウ 

○あきらかなるひかり。北史、齊高帝紀「高祖目有──」○すぐれてよきほまれ。晉書、陳敏傳「金聲振於江外、──赫於揚楚」

【精詣】 セイケイ 

おくふかく進み至る。劉克莊文「衞道甚嚴、蓋──不減於橫渠、而樂易殆過於了翁矣」

【精曉】 セイケウ 

くはしくさとる。資治通鑑「明皇──音律」=精通。

【精潔】 セイケヅ 

くはしくいさぎよし。國語「其爲人也、小心──」

【精姸】 セイケン 

くはしくうるはし。蕪城賦「才力雄富、士馬──」

【精硏】 セイケン 

くはしくきはめみがく。後漢書、何休傳「質朴訥口、而雅有心思、──六經、世儒無及者」

【精根】 セイコン 

こんき、心のげんき。

【精魂】 セイコン 

たましひ。李華、弔古戰場文「弔祭不至、──何依」

【精懇】 セイコン 

くはしく、ねんごろ。南史、謝靈運傳「事佛──」

【精查】 セイサ 

十分にくはしくしらべる。=審查。

【精采】 セイサイ 

精彩に同じ。

【精彩】 セイサイ 

○ひかり、物事の精華。=精采。○いきいきしたる氣象。晉書、慕容超載記「──秀發」

【精細】 セイサイ 

くはしくこまか。金樓子「書極──」

【精爽】 セイサウ 

たましひ、爽は明。左、昭二五「心之──、是謂魂魄、魂魄去之、何以能久」=精靈。

【精察】 セイサツ 

くはしくしらべる。孟郊、征蜀聯句「石潛設奇伏、穴覰騁──」=熟察·明察。

【精算】 セイサン 

くはしくかんぢゃうする。

【精旨】 セイシ 

くはしきこころ。蔡襄詩「兵韜術數、萬微──」

【精眞】 セイシン 

まじりけなくまこと。

【精神】 セイシン 

こころ、たましひ。梁書、范雲傳「──秀朗」

【精神一到何事不成】 セイシンイツタウナニゴトカナラザラン 

人は熱心になれば何事も成らざることなき義。朱熹文「陽氣發處、金石亦透、────────」

【精神科學】 セイシンクワガク 

心のありさま及其のはたらきに關する事を硏究する學問、心理學·倫理學·論理學などの總稱。

【精神滿腹】 セイシンマンブク 

精神が腹一ぱいに滿ちる。金史「李獻甫心思到處絕人甚、人稱爲────」

【精深】 セイシン 

くはしくふかし。唐書、杜甫傳贊「又善陳時事、律切──、至千言、不少衰、世號詩史」

【精尋】 セイジン 

くはしく義理をたづねる。雲笈七籤「學者自應──得一知萬」=精討。

【精舍】 セイシヤ 

○讀書の所。又、學校·塾。後漢書、包咸傳「立──講授」○精神のやどる所、卽ち身體。管子、內業「定心在中、耳目聰明、四枝堅固、可以爲──」○ 佛    シヤウジヤ てら。釋氏要覽「釋迦譜曰、息心所棲、曰──」

【精詳】 セイシヤウ 

くはしくつまびらか。後漢書、寶融傳「小心──」=精細。

【精手】 セイシユ 

すぐれたる兵卒。南史、齊高帝紀「王蘊將數百──、帶甲赴粲城」=精兵。

【精熟】 セイジユク 

十分に手なれる。=純熟。

【精純】 セイジユン 

まじりけなし。宋史、李侗傳「──之氣、達於面目」

【精誦】 セイシヨウ 

くはしく書をよむ。後漢書、樂恢傳「恢好經學(中略)閉廬──、不交人物」=精讀·熟誦。

【精粹】 セイスヰ 

○くはしくまじりけなし。漢書、刑法志「夫人肖天地之貌、懷五常之性、聰明──、有生之最靈者也」=純粹·醇粹。○淸潔なる空氣。劉向、九歎「吸──而吐氛濁兮」

【精髓】 セイズヰ 

物事の眞の正味。=神髓。

【精製】 セイセイ 

念を入れてつくる。

【精誠】 セイセイ 

まじりけなきまこと。班彪、王命論「──通於神明」

まじり-け 0 4 【混じり気/雑じり気】

他の物がまざっていること。
「―のない絹織物」「―のない気持ち

【精整】 セイセイ 

物事がよくくはしくととのふ。唐書、楊弘禮傳「望其衆、袍仗──人人盡力、壯之」

【精切】 セイセツ 

くはしくしてよくあてはまる。元史、黃溍傳「文辭布置謹嚴、援據──」=剴切。

【精選】 セイセン 

くはしくえらぶ。後漢書、賈琮傳「特勅三府、──能吏」=詳選·妙選。

【精鮮】 セイセン 

極めてあざやか。蘇轍詩「塵埃旣脫落、文彩自──」

【精麤】 セイソ 

こまかなると、あらきと。禮記「布帛──不中」=精粗。

【精測】 セイソク 

くはしくはかる。

【精汰】 セイタイ 

くはしくえらびわける。劉克莊詩「宂卒要──」

【精到】 セイタウ 

十分にくはしくゆきとどく。圖繪寶鑑「古人筆法圓熟、用意──」

【精討】 セイタウ 

くはしくたづね求める。梁簡文帝、答湘東王書「──錙銖」

【精擇】 セイタク 

くはしくえらぶ。蘇舜欽文「雖是小官、尙思──」=精選。

【精斷】 セイダン 

精密にはんだんする。魏志、賈逵傳、注「年七十餘矣、其于──無衰、而術略不損于故」

【精致】 セイチ 

くはしくこまやかなるむね。晉書、左思傳「班固兩都、理勝其辭、張衡二京、文過其意、至若此賦、擬議數家、傳辭會義、抑多──」=深致。

【精緻】 セイチ 

くはしくこまか。唐書、崔元翰傳「其好學老不倦、用思──」

【精忠】 セイチユウ 

一すぢに忠義である。=純忠。

【精蟲】 セイチユウ 

精液中に在る生殖原子。

【精通】 セイツウ 

くはしくさとり知る。

【精鐵】 セイテツ 

○よく鍊りたる鐵。○よき質のくろがね。蘇軾、徐州上皇帝書「地旣產──、而民皆善鍛」

【精腆】 セイテン 

くはしくしてあつし。腆は厚なり、善なり。唐書、丘和傳「煬帝北巡、和饋獻──」

【精讀】 セイドク 

精誦に同じ。

【精魄】 セイハク 

たましひ、からだ。中論「夫形體者、人之──也」

【精美】 セイビ 

くはしくしてうるはし。

【精微】 セイビ 

くはしくこまか。中庸「致高大、而盡──」

【精魅】 セイビ 

もののけ。拾遺記「勿輕萬乘之尊、惑此──之物」

【精敏】 セイビン 

くはしくしてさとし。韓愈、柳子厚墓誌銘「厚少──、無不通達」

【精兵】 セイヘイ 

えりぬきの兵士。史、項羽紀「──三萬人」

【精辯】 センベン 

くはしく明かなる辯論。漢書、樓護傳「爲人短小──、論議常依名節」

【精米】 セイマイ 

しらげたるこめ。禮記、疏「君子譬──嘉器也」

【精密】 セイミツ 

くはしくぬけめなし。=精細·緻密·粹密。

【精妙】 セイメウ 

くはしくしてたへなり。宋史、王著傳「諸家字體、洞臻──」

【精陽】 セイヤウ 

陰曆六月の異名〔梁元帝纂要〕

【精利】 セイリ 

すぐれてするどし。呂溫詩「劍匣益──、玉韞寧磷緇」

【精良】 セイリヤウ 

くはしくこまかにして善し。唐書、人物志「──畏愼、善在恭謹、失在多疑」=淳良。

【精慮】 セイリヨ 

くはしきかんがへ。常袞文「苦心──、夙夜思職」

【精力】 セイリヨク 

事をしとげるちから。根氣。漢書、匡衡傳「尤──過絕於人」

【精勵】 セイレイ 

十分につとめはげむ。後漢書、朱浮傳「學者──、遠近同慕」

【精靈】 セイレイ 

○すぐれてくしびなる氣。易、繫辭、疏「陰陽──之氣、氤氳積聚而爲萬物也」○ シヤウリヤウ なきたま(亡魂)「──棚」=聖靈。

【精鍊】 セイレン 

よくきたへねる。

【精廬】 セイロ 

書齋 シヨサイ をいふ。後漢書、姜肱傳「就──、求見」=精舍。

【精進】 シヤウジン 

 佛  一心に道を修める。法苑珠林「──、坐禪學般若」○轉じて、菜食の義「──潔齋」

粽  

ソゥ [送]
ちまき。=糉(米部九畫)

粻  

チャウ タゥ [陽]
○あめ(餳)○かて(糧)食米。禮、王制「五十異─」
 米糧。詩經˙大雅˙崧高:「以峙其,式遄其行。」

 1.   部首   部首外筆畫 9 總筆畫 13
 注音一式 ㄔㄨㄢˊ
 漢語拼音 chu n  注音二式 chu n


疾速。易經˙損卦˙初九:「巳事往,無咎。」詩經˙鄘風˙相鼠:「人而無禮,胡不死?」

   部首 山 部首外筆畫 6 總筆畫 9
 注音一式 ㄓˋ
 漢語拼音 zh   注音二式 j 


聳立、對立。如:「對」。文選˙謝惠連˙雪賦:「雪宮建於東國,雪山於西域。」文選˙潘岳˙為賈謐作贈陸機詩:「綿綿瓜瓞,六國互。」


水中高土。文選˙張衡˙西京賦:「散似驚波,聚以京。」薛綜˙注:「京,高也。水中有土曰。」

粼  

リン [眞]
○── リンリン は川の水が淸く石に激する貌。詩、唐風「揚之水、白石──」=磷磷。○ 國  せせらぎ。

糀  

 〔國字〕  
かぅぢ(麴)
9畫

糊  

ユ コツ [虞]
○のり。○のりをつける、のりにて貼 ハ る。○ねばる(黏)○かゆ、かゆをすする。轉じて口すぎをする。宋正考父、鼎銘「饘于是、粥于是、以─余口」(一に餬に作る)=餬。○模─はばっとしたる貌。ぼんやり。白居易詩「平明山雲白模─」

【糊口】 ココウ 

くちすぎ、生計、生活する、糊一に餬に作る。字解參看。=餬口。

【糊紙】 コシ 

かみをのりばりにす。謝承文「──補之」

【糊裱匠】 コヘウシヤウ 

 俗  表具師。

【糊塗】 コツトツ 

ごまかす、事をあいまいにする、分曉 ハツキリ ならず。宋史、呂端傳「太宗欲相呂端、或曰、端爲人──、太宗曰、端小事──、大事不──」=鶻突。

糇  

コウ [尤]
通じて餱に作る
○かて(糧)○ほしいひ(糒·乾食)

【緱糧】 コウリヤウ 

かて、食料。詩、大雅「乃裹──」

糂  

サン [感]
○糝(米部十一畫)に同じ。○ 國  ─粏 ジンダ はぬかみそ。

糈  

ショ [魚]
○かて(糧)○せんまい、神に供へる精米 シラゲタルコメ 

糉  

ソウ [送]
又、粽に作る
ちまき(角黍)だんご。又、もちごめを茅·蘆·菰·篠等の葉に包みて蒸したる食品、五月五日の端午の節に造る。續齊諧記「今世五月五日作─」

糅  

ヂウ ジウ [宥]
まじる、まじはる、まじふ(雜)「雜─」「混─」「紛─」史、屈原傳「同─玉石兮、一槩而相量」(槩はとかき)
 同訓異義 
マジハル 糅·交·接·雜·錯·混·淆の别は交(亠部四畫)の條を見よ。

糎  

 〔國字〕  
佛國の尺度、センチメートルのあて字、一米突 メートル の百分の一、我が三分三厘許。=珊米突。
10畫

糕  

餻(食部十畫)に同じ。

糗  

キウ [有]
○いりごめ(熬米麥)○ほしいひ(糒·乾糧)

【糗糒】 キウビ 

ほしいひ(乾飯)儲光羲詩「──常共飯、兒孫每更抱」

【糗糧】 キウリヤウ 

ほしいひのかて。書、費誓「峙乃──」=糗粮。

糓  

穀(禾部十畫)の俗字。

糔  

シウ [有]
○かく、かきまぜる、こねる(溲)○しる(汁)

糏  

セツ [屑]
こごめ、米のくづ、米屑。

糖  

タゥ [陽]
又、餹に作る
○さたぅ、甘蔗 サトウキビ などより製せし甘味のもの「製─」「白─」「沙─」○あめ(飴)

【糖霜】 タウサウ 

白ざたぅ。蘇軾詩「冰盤薦琥珀、何似──美」=白糖。

【糖漿】 タウシヤウ 

上等の白糖を以て蒸溜水に和して製せしもの。=單舍利别 タンシヤリベツ 

【糖尿病】 タウネウビヤウ 

糖分が排出して衰弱する病。

【糖分】 タウブン 

砂糖質の成分。

【糖酪】 タウラウ 

あまき乳漿。摭言「櫻桃初熟、和以──」

糒  

ビ ハイ [寘]
○ほしいひ(乾飯)「乾─」「糗─」○かて(兵糧)「糧─」史、大宛傳「載─給貳師」

【糒醪】 ビラウ 

かてと、さけと。漢書、李廣傳「長史持──遺廣」
11畫

糠  

カゥ [陽]
又、穅に作る
○ぬか、もみぬか(穀皮)○粃─は、しひなと、ぬかと。轉じて煩碎 クダクダシ の義とす。○糟─はかすと、ぬかと、甚だしき粗食の義。○─星 カウセイ は星の名。石氏星經「箕前亦名─星、明大歲豐、小微天下饑荒無米」

【糠蝦】 カウカ 

あみ、蝦の類の極めて微小なるもの、しほからとす。=醬蝦。

【糠覈】 カウカク 

麥糠中の破れざる者、極めて粗食の義とす。史、陳丞相世家「亦食──耳」

【糠秕】 カウヒ 

ぬかと、しひなと。つまらぬ事に喩ふ。顏氏家訓「咸──之微事」=糠粃。

【糠糜】 カウビ 

ぬかのかゆ。韓愈文「飫于肥甘、慕彼──」

【?糠及米】 ヌカヲネフリテコメニオヨブ 

糠を?り盡せば米に至る、土を削り盡せば國を滅すに至る喩。史、吳王濞傳「侵奪諸侯之地、徵求滋多、誅罰良善、日以益甚、里語有之、────」

糟  

サゥ [豪]
○かす(粕)さけのかす(酒滓)楚辭「何不餔其─而啜其醨」○にごりざけ、もろみざけ(濁酒)○鏖─は盡く人を殺す義、又、行事·心術の潔からざる義。

【糟糠不厭】 サウカウニモアカズ 

貧賤の甚だしきをいふ。史、伯夷傳「囘也屢空────」韓非子には厭を飽に作る。

【糟糠之妻不下堂】 サウカウノツマハダウヨリクタサス 

貧しき時、糟や糠を食ひて艱難を共にせし妻は後日富貴に至るも之を棄てず。後漢書、宋弘傳「貧賤之交不可忘───────」

【糟丘】 サウキウ 

酒がすををかの如く積みかさねしもの。韓詩外傳「桀爲洒池、可以運船、──足以望十里」南史、陳暄傳「暄嗜酒、過差非度(中略)曰、速營──、吾將老焉」(人の諷諫せしに答へたる言)李白詩「蟹螯卽金液、──是蓬萊」

【糟麴】 ソウキク 

さけのかすと、かぅじと。陸游詩「餘年更何爲、枕籍糟與麴」

【糟隄】 サウテイ 

さけがすのつつみ。新序「桀爲瑤臺、罷民力、殫民財、爲酒池──」=糟丘。

【糟粕】 サウハク 

かす、廢棄せしつまらぬものに喩ふ。晉書、潘尼傳「名位爲──、勢利爲埃塵」=糟魄。

【糟魄】 サウハク 

前條に同じ。滋味を去りたる殘物。莊、天道「古人之──」(古人の著はしたる書物をいふ)

【糟甕】 サウヨウサウヲウ 

酒がすのかめ。白居易詩「餔歠眠──、流涎見麴車」

【糟毛】 カスゲ 

 國  馬の毛の灰色にして白色の交れるもの。=油馬。

糙  

サゥ ソウ [號]
通音ザゥ
○くろごめ(玄米)あらごめ、未だ舂 ウスツ かざる粗米。○ 國  あらし(粗)きめがこまかでない「粗─」

糝  

サン シン [感]
又、糂に作る
○こながき、牛羊豕の肉と米とをまぜて煎りつけたるもの。○ねばる(黏)莊、山木「藜羹不─」○まじふ。まじる(雜)○こめつぶ(米粒)○─粉 シンコ はうるち米のこな。

【糝食】 サンシヨク 

こながき。周禮、天官「羞豆之實、酏食──」

【糝粒】 サンリフ 

こめつぶ。陸龜蒙詩「敢怨烝黎無──」

糚  

シャウ サゥ [陽]
よそほふ。よそほひ。=粧(米部六畫)

糜  

ビ [支]
○かゆ(粥)「薄─」「豆─」○ただる、敗れ潰える。ただらす(爛)「─爛」○つひゆ、つひやす「─散」靡に通ず。○まゆ。眉と通ず。○隃─ ユビ は墨の名。漢官儀「日給──墨二枚」

【糜散】 ビサン 

ただれちる、消えほろぶ。劉向賦「芳懿懿而終敗兮、名──而不彰」

【糜粥】 ビジユク 

かゆ。禮、月令「行──飯食」

【糜沸】 ビフツ 

かゆが煮えただれる如く亂れる。漢書、揚雄傳「豪俊──雲擾、羣黎爲之不康」=鼎沸。

【糜滅】 ビメツ 

やぶりほろぼす。やぶれほろぶ。賈山、至言「萬鈞所壓、無不──」

【糜爛】 ビラン 

かゆのただれる如く收拾すべからず。疲勞の甚だしき義。孟、盡心「以土地故、──其民、而戰之大敗」

糞  

㊀フン [問]
㊁フン [文]
㊀くそ(屎·大便)○こやし、こえ。○つちかふ、おほふ、培ひ治む、こやしをかける。禮、月令「可以─田疇」○けがれ(穢)きたなきもの。左傳「其言─土也」○はらふ(掃除)不潔の物を掃ひ除く「掃─」「─除」曲禮「凡爲長者─之禮、必加帚于箕上」
㊁はらひすてる(掃棄)

【嘗糞】 フンヲトムシヤウフン 

人に諂ふの甚しきをいふ。書言故事「言人讒諂無恥、曰──之徒、唐郭弘霸爲侍御史、時大夫魏元忠病、僚屬省候、弘霸獨後、請覽便液、卽指嘗、以驗病輕重、賀曰、甘者、病不瘳、今味苦、當愈無患、元忠惡其媚、暴語于朝」

【糞溷】 フンコン 

くそつぼ。南史、范縝傳「墜茵席者、殿下是也、落──者下官是也」=穢溷。

【糞汁】 フンジフ 

くそのしる。魏志、董卓傳、注「絞──飮之、乃解」

【糞壤】 フンジヤウ 

けがれたる土。北史、崔頤傳「崔浩不信佛道、崔模深所歸向、雖──中、禮拜佛像」

【糞土】 フンド 

くさりてぼろぼろせるつち。論、公冶長「──之牆、不可杇也」(きたなき塀は塗り直しが出來ず、孔子が門人、宰我の晝寢を戒めたる語)

【糞土言】 フンドノゲン 

道にそむきていやしむべきことば。左、襄十四「其言糞土也」
12畫

糦  

キ シ [支]
○さけさかな、酒食。=饎。○熟する、火にてむして熟する。○きび(黍稷)

糧  

リャウ ラゥ [陽]
又、粮に作る
かて(穀食)旅行又は行軍に用ふる食料(古は多く糒 ホシイヒ を用ひき)周禮、地官、廩人、註「行道曰─、謂糒也、止居曰食、謂米也」

【絕糧】 リヤウヲタツ 

食料が乏しくして盡きる。論、衞靈公「在陳──」

【裹糧】 リヤウヲツツムクワリヤウ 

くひものをつつむ。詩、大雅「乃裹餱糧、于槖于囊」

【糧食】 リヤウシシヤウシヨク 

かて。又、兵粮。左傳「楚師遼遠、──將盡、必將速歸」

【糧資】 リヤウシ 

かてと用度と。後漢書、獻帝紀「詔曰、耆儒年踰六十、去離本土、營求──、不得專業」

【糧車】 リヤウシヤ 

ひゃうらぅぐるま。唐書、裴行儉傳「詐爲──三百乘」

【糧餉】 リヤウシヤウ 

かて、軍隊の食料。史、平準書「漢興接秦之弊、丈夫從軍旅、老弱轉──」=糧饟·餽餉。

【糧饟】 リヤウジヤウ 

かて、ひゃうろぅ。漢書、食貨志「男子力耕、不足──、女子紡績、不足衣服」=糧食。

【糧道】 リヤウダウ 

かてをおくるみち。史、高祖紀「不絕其──、吾不如蕭何」=粮道。

【糧仗】 リヤウヂヤウ 

兵糧と軍器と。魏書、于穆傳「獨據一城、四面抗拒久之、援軍不至、──俱盡」=糧食兵仗。

【糧貯】 リヤウチヨ 

糧食のたくはへ。錄異記「京城──甚多」

【糧重】 リヤウチヤウ 

糧食と輜重と。史記「從馬凡十四萬匹、──不與焉」

【因糧於敵 】 リヤウニテキニヨル 

敵の兵糧を我が食料とする。孫子、作戰「────、故軍食可足也」

【糧秣】 リヤウマツ 

ひゃうらぅと馬のかいばと。
14畫

糯  

ダ [箇]
もちごめ、黏分多くして餠につくるに適する米。=稬。

【糯米】 ダベイ 

もちごめ。本草「──性寒、作酒則熱」

糰  

ダン [寒]
だんご(粉餌)
15畫

糱  

ゲツ ゲチ [屑]
かぅぢ、もやし。糵(米部十七畫)に同じ。

糲  

レイ ライ ラツ [霽]
○くろまい(玄米)精 シラ げざる米。○あらし(麤)史、刺客傳「用爲夫人麤─之費」

【糲粢】 ラツシレイシ 

しらげざる米と稷と。粗飯をいふ。史記、自序「──之食」

【糲飯】 ラツハンレイハン 

しらげざる米のめし。粗飯の義。南史、梁武帝紀「膳無鮮腴惟豆羹──而已」

【糲米】 フツベイレイマイ 

くろごめ。韓詩外傳「──之食、未嘗飽也」=粗米。
16畫

糴  

テキ [錫]
○かひよね(入米)米を買ひ入る、糶 ウリヨネ の反對「巿─」「貴─」○かひよねの米穀。

【糴價】 テキカ 

買ひ入れる米の價。顏師古、策賢良文、──翔踴、則工商窘之而難振」

【糴買】 テキバイ 

穀物をかふ。韓詩外傳「不可──而得也」

【糴米】 テキベイ 

かひよね、穀實を買入れる。北史、房景伯傳「經霖雨絕糧、遣婢──」
17畫

糵  

ゲツ ゲチ [屑]
○かぅぢ、もやし(麯)「麴─」米麥を蒸しねかして黴花 カビ を生ぜしめしもの、酒醬油を造る原料とす。○媒─ バイゲツ は色色とたくみて、其の罪を釀 カモ し成す義。漢書、李廣傳「隨而──其短」○孽に同じ。
19畫

糶  

テゥ [嘯]
○うりよね(出穀)米を賣り出す。糴 カヒヨネ の反對「貴─」「販─」○うりよねの穀。○ 國    セリ せり賣の略、競賣。

【糶糴】 テウテキ 

米穀の賣買。


領頭字
解形
《說文》:“染,以繒染為色。水,雜聲。”徐鉉注:“徐鍇曰,《說文》無雜字。裴光遠云:木,木者所以染,梔茜之屬也;九,九者染之數也。未知其審。”

清代陳昌治刻本『說文解字』

以繒染爲色。從水雜聲。而𤥎切

清代段玉裁『說文解字注』

㠯繪染爲色。此據週禮染人言也。染人掌染絲帛。繪者,帛也。不言絲者,舉帛以該絲也。夏纁玄。秋染夏。從水。雜聲。此當雲從水木,從九。裴光遠曰。從木。木者,所以染。枙茜之屬也。從九。九者,染之數也。按裴說近是。禮一入爲縓。再入爲赬。三入爲纁。朱則四入。五入爲緅。玄則六入。七入爲緇。字從九者,數之所究。言移易本質必深入之也。而剡切。八部。
注音
釋義
(一)ran3《廣韻》而琰切,上琰日。又而艷切。談部。 (1)使布帛等物色。《說文‧水部》:“染,以繒染為色。”《廣韻‧琰韻》:“染,染色。”《周禮‧天官‧染人》:“染人,掌染絲帛。”《格物粗談‧花草》:“葵葉可染紙。” (2)指書畫著色落墨。唐蔣防《霍小玉傳》:“生素多才思,援筆成章……染畢,命藏於寶篋之內。”宋陳亮《又甲辰答(朱元晦秘)書》:“管敬仲、王景略之不作久矣,臨染不勝浩嘆之至。”元夏文彥《圖繪寶鑑‧六法三品》:“筆墨超絕,傳染得宜。”
(3)浸染;沾污。《廣雅‧釋詁三》:“染,污也。”《左傳‧宣公四年》:“及食大夫黿,(鄭靈公)召子公而弗與也。子公怒,染指於鼎,嘗之而出。”宋王 安石《送和甫至龍安微雨因寄吳氏女子》:“荒煙涼雨助人悲,淚染衣巾不自知。”郭沫若《游大理‧洱海月》:“黑白兩分明,月雲不相染。”
(4)感染,傳染(疾病)。《晉書‧孝友傳‧庾衣钬公》:“始疑疫癘之不相染也。”金董解元《西廂記諸宮調》卷七:“妾未知姐姐所染何患,當以藥理之。”
(5)熏染。《正字通‧木部》:“染,習俗積漸曰染。”《書‧胤征》:“舊染汙俗,咸與維新。”《北史‧隋本紀上》:“此間人物,衣服鮮麗,容止閑雅,良 由仕宦之鄉,陶染成俗也。”唐柳宗元《與呂道州溫論〈非《國語》〉書》:“吾自得友君子,而後知中庸之門戶階室,漸染砥礪,幾乎道真。”引申為所沾染的習 俗。嚴復《與〈外交報〉主人論教育》:“變法之難,在去其染矣。”
(6)連累;牽連。《後漢書‧宦者傳序》:“因復大考鉤黨,轉相誣染。”明李贄《史綱評要‧東漢桓帝紀》:“時黨人獄所染逮者,皆天下名賢。”《清朝野史大觀‧清人逸事‧公卿大僚惑於左道》:“皆依左道律,服上刑,大僚多連染降黜。”
(7)豆豉醬。《呂氏春秋‧當務》:“曰:‘姑求肉乎﹖’一人曰:‘子肉也﹖我肉也﹖尚胡革求肉而為﹖’於是具染而已。”高誘注:“染,豉醬也。”
(8)姓。《通志‧氏族略四》:“染氏,即冉氏。石虎將染閔,魏郡內黃人,篡石趙,號魏,三年為燕慕容雋所滅。”



28.   部首 米 部首外筆畫 0 總筆畫 6
 注音一式 ㄇ|ˇ
 漢語拼音 m   注音二式 m 

去殼的穀實,今專指稻實。如:「稻」、「白」、「糯」、「糙」。孔子家語˙卷二˙致思:「常食藜藿之實,為親負百里之外。」

去掉皮殼的種子、果仁。如:「花生」。

借指食物。如:「他病得很重,水不進。」

成粒似的東西。如:「蝦」。

量詞。計算長度的單位。為突(metre)的簡稱。即公尺。一等於一百公分。如:「百賽跑」。

姓。如唐代有嘉勞。

二一四部首之一。

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