智慮要圓通靈活,行事要方正不苟。「圓」文獻異文作「員」。語本淮南子˙主術:「智欲員而行欲方,能欲多而事欲鮮。」比喻無所不知,而有所不為。
台湾総統選 住民は対中融和を選択した(3月23日付・読売社説)
野党・国民党の馬英九・前主席が、与党・民進党の謝長廷・元行政院長に大差をつけ、台湾総統に当選した。
8年ぶりの政権交代である。国民党総統の誕生は、台湾住民が中国との融和路線を通じ、実利を求めたことを意味する。
総統だった李登輝氏の下で、1990年代から始まった民主化=台湾化路線は、今後、一時的な後退を余儀なくされよう。
住民の間に台湾人意識が強まる中、大陸出身の馬氏が当選したのは、経済不振をはじめ民進党政権の失政によるところが大きい。
陳総統夫人や娘婿ら一族・側近たちの間で相次いだ汚職・腐敗に対して、有権者は強い失望感を示していた。
独立志向を強める陳水ヘン総統は、対中強硬路線に固執し、中国との交渉のテーブルに着くことすらできなかった。(「ヘン」は、「編」のつくり)
陳政権の2期8年の間、中国は目覚ましい経済成長を遂げた。地理的にも文化的にも近い台湾が、巨大な大陸市場の恩恵を十分に受けていない、といった不満が高まっていた。
馬氏は選挙戦中、対中関係について、〈1〉中国とは統一しない〈2〉台湾は独立しない〈3〉(中台間の)武力行使はしない――と、住民の大多数が望む現状維持に向けた方針を打ち出した。
「一つの中国」の立場ながら、「台湾の前途は、2300万人の台湾住民が決める」と、人口の85%を占める台湾出身者に歩み寄る姿勢も示した。こうした方針が、今後も維持されるのかどうか。
馬氏は一方で、天安門事件やチベット武力弾圧を厳しく批判する人権重視を打ち出している。中国は、こうした態度に警戒心を抱き、これまで一度も馬氏を招待していない。中国との関係はどう進んでいくのか。
馬氏の課題は、今年初めの立法委員選挙で圧勝した国民党が安定多数を占める立法院と連携しながら、不振が続く台湾経済を立て直すことだ。
馬氏が提唱する中国との共同市場の創設には、中国も呼応してくるだろう。だが、あまりに一体化を急いだりすると、台湾住民から強い拒否反応も予想される。
日本との良好な関係をめざすとしている馬氏だが、尖閣問題では日本の領有権に対して、厳しい見方をしている。対日姿勢も、注視したい。
台湾の行方は東アジアの安全保障にもかかわる。慎重な
(2008年3月23日01時28分 読売新聞)
前途洋洋
ぜん‐と【前途】 の意味
- 1 行く先。また、そこから目的地までの道のり。「前途はほど遠い」「途中下車の前途は無効になる乗車券」
- 2 将来。「会社の前途を占う」「前途を誤る」「前途ある若者」「前途有望」
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