「寒茶」作りピーク 豊田・足助屋敷で職員作業
2008年1月30日
蒸した茶の葉から枝を取り除く職員=豊田市の「足助屋敷」で |
豊田市足助町の観光施設「足助屋敷」で、冬につんだ葉を使った「寒茶」作りがピークを迎えている。
「寒茶」は春につまず、大寒の時期まで残した葉で作るお茶。やまぶき色でカフェインが少なく、薬草のような味が特徴だという。
足助屋敷では約30年前から、戦後直後まで地域でみられた寒茶作りを職員が始めた。足助屋敷前を流れる巴川上流の山谷町や東大見町周辺の落葉樹林に茶の木が広がる。
職員が自ら切り取った茶の葉の付いた枝を30分ほど蒸した後、葉が取れた小枝を取り除いていった。天日で1週間ほど乾燥させると、完成するという。50キロほど作り、足助屋敷の食堂などで振る舞う。
(池田宏之)
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