力士

	力氣很大的人。公羊傳˙宣公六年：「趙盾之車右祁彌明者，國之力士也。」初刻拍案驚奇˙卷四：「張良所募力士，亦不說術。」
	職官名。職掌金鼓旗幟，隨駕出入，守衛四門。
	主掌刑威、殺戮的惡神。清˙允祿˙協紀辨方書˙卷三˙義例˙力士引堪輿經：「力士者，歲之惡神也，主刑威、掌殺戮，所居之方不宜抵向，犯之令人多瘟疾。」 りきし 1 0 【力士】 〔古くは「りきじ」〕 (1)相撲取り。 (2)力の強い人。 「長者の家を守る一人の―あり/今昔 2」 (3)「金剛力士」の略。 こんごう-りきし　―がう― 5 【金剛力士】 金剛杵(しよ)をとって仏法を守護する天神。忿怒(ふんぬ)の相をなす。金剛神。執金剛神。金剛密迹。仁王。密迹金剛。密迹力士。金剛手。 りきじまい　―まひ 【力士舞】 伎楽の演目の一。金剛力士にふんした舞人が矛(ほこ)を持って舞う。男根を打ち折る身振り（煩悩摧破(さいは)の意か）がある。まら振り舞。 「池神の―かも白鷺の桙(ほこ)啄(く)ひ持ちて飛び渡るらむ/万葉 3831」 ちから-びと 【力人/力▽士/〈健児〉】 力の強い人。強健な者。また、勇猛な兵士。 「軍士(いくさびと)の中の―軽く捷(はや)きを選り聚めて/古事記（中訓）」 →健児(こんでい)